【白猫問題】その意地はユーザーのために張ったのか

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コロプラが任天堂から訴訟を受けた件で、今回の係争の原因となった白猫プロジェクトがサービス終了してしまうのではないか、と騒ぎになっています。

事態を受けてコロプラは「今回の件が影響し、白猫プロジェクトのサービスが終了するということは断じてございません。」と公式見解を発表。しかし任天堂からサービスの差し止めを要求されている以上、結審したら何かしらの影響がでるのではないかという懸念はまだ拭えない状況となっています。なんにせよ、課金している熱心なユーザーからしたら寝耳に水、心血注いで愛してきた世界が消滅するかもしれない危機感、焦燥感に心穏やかではないことだと思います。

大ヒットすれば数百億円と稼げるソーシャルゲームビジネスがまだまだ元気な中、それでもグレーな部分に切り込んでしまうサービスもいまだ少なくありません。古くはコンプガチャ、ちょっと前ならグラブルの一連の騒動なども加わってくるでしょうが、これらの問題のほとんどがビジネスベースで発生しているのは、ある意味で情けないように感じます。

今回の件も、コロプラ側が意地を張らずに交渉に応じていれば良かったように思います。
どのような理由で任天堂側からの交渉をはねつけていたのか、正確には分かりませんが、特許というビジネス優先でユーザーファーストの目線を忘れてしまい、サービスの差し止めという、ユーザーをも悲しませる要求をされてしまう事態を招いてしまったのは、悪手であるとしか言いようがありません。

実際に特許権を侵害しているかは、これからの裁判次第ではありますが、白猫プロジェクトを一生懸命遊んでいるユーザーからすれば、こんな悲しい事態はないと思うんですよ。

ソーシャルゲームはユーザーがいくらお金をつぎ込もうと、今回のように法的な問題が生じたり、また制作側が何かしらの事情で継続が難しくなった場合、その世界とお別れをしなければなりません。

 

ソーシャルゲームのユーザーは、ソーシャルゲームという世界をどうするのか、いくらお金をつぎ込んだとしても、決めることはできないのです。

 

仮に任天堂側の勝訴となった場合、白猫プロジェクトはどうなってしまうのでしょうか。本当に差し止めとなってしまうのでしょうか。
冒頭のコロプラの発表を見ると、仮に敗訴となってもサービスは継続ができるようですが、なぜその安パイを握らず、あえて裁判で争う事となったのか。コロプラとして譲れない何かがあったのでしょうか。

しかし理由はどうあれ、言い方は悪いですけど、訴訟云々はあくまで会社の都合であり、ユーザーにとっては一切関係ありません。

今回の訴訟に至るまで、コロプラ側はもし裁判となったら白猫プロジェクトのユーザーがどう思うか、と考えたことがあったのでしょうか。特許がからむ話なのでなおさらこう思うのですが、コロプラはビジネスを優先して、ユーザーファーストの考えを捨ててしまっていたのではないか、とも思えてしまうのですよね。
仮に譲れないものがあったとしても、それはユーザーにとって大切な事なのか。ユーザーのために譲れないものだったのか。
ソーシャルゲームというコンティニュアスなサービスを行っている以上、なによりも優先しなければならないのは、ユーザーファーストという考えであるはずです。
その考えにのっとって、特許問題で意地を張ったのか、私としては、ここが一番気になっています。

実際に白猫プロジェクトを遊んだわけではないので、これらの話はあくまで想像の範疇となってしまいますが、何にせよ、白猫プロジェクトのユーザーに優しい形で事態が落ち着いてくれれば良いなと願わずにはいられません。

 

(文/赤蟹)


赤蟹

スベスベマンジュウガニ並みに猛毒を吐きまくる赤い蟹の人。「てらどらいぶ」の裏ボス。サイト管理とコーディング、デザインなどを担当。文章を短くできないのが悩み。

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