グランツーリスモSPORTでフォトジェニックな写真を撮ろう! スケープ編

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先日、グランツーリスモのフォトモードが非常に面白いということを書きました。

上記記事ではスケープよりもレースフォトの方が楽しいと書いたのですが…

すいません、スケープもすごく面白かったです!

レース(リプレイ)でのフォトモードは「一瞬を切り取る」面白さがあります。
一方でスケープフォトは作り込んでベストな一枚を作り出すというスタジオ撮影のような面白さがありました!

今回はそんな反省も込めて、スケープでの写真撮影を楽しんでみます。

■写真と自然とマッチするスケープモード

グランツーリスモSPORTのスケープモードは、あらかじめ用意された写真の中にクルマを置いて写真撮影を楽しむモードです。
これだけだと単なるはめ込み合成のように聞こえますが、このモードがすごいのは写真の光点や光の色に合わせて

グランツーリスモSPORTの公式ページには、以下のような説明が記載されています。

スケープスは、True HDRワークフローと物理ベースレンダリング技術から生まれた新しい写真フォーマットです。それぞれの撮影スポットは、光のエネルギーの情報をそのまま持っています。圧倒的な明るさを持つ太陽の光でさえ、正確な物理量、ライティング情報を保持しているだけでなく、そのイメージの中に空間情報も持っているため、「写真の中に、クルマを配置する」ことが可能になりました。

例えばこの写真。見ておわかりの通り、光線が照射されている方向から光が当たっています。さらには夕焼けの色にあわせてセピアの光が自然に当たっています。これは夕焼けの陽光を写真の中に情報として持っているためです。

またクルマは地面(路面)がある場所ならどこでも配置できます。写真の中に空間情報を持っているため、当然のように遠くに配置すれば小さく、近くに配置すれば大きく写されます。すごい技術です。

この技術により、単にクルマを写真内に配置するだけで、自然な写真を取ることができるのです。

 

■カメラの設定次第で変わる写真の出来映え

しかしフォトモードの面白さは「キレイにクルマが撮れる」だけではありません。
実際のカメラのように絞りや露出を調整することでいろいろな写真が撮れます。

例えばこの写真。背面の路面がボケていますが、これは元々このような写真ではなく、絞りを開放(F2.8)することでボカしています。写真に空間情報があるからこそできる芸当と言えます。

また、シャッター速度を遅くすることで写真をブラすこともできます。

この写真でシャッター速度を遅くして流し撮りする設定にしてみます。
この写真では単なる路面駐車しているだけのように見えますが…

流し撮りすることで実際にクルマが写真の中を走っているような効果が現れます。タイヤもしっかり回っているように見えますね。

川崎のコンビナートの写真。元の写真からさらに露出を下げ、コントラストを強調してみました。すこし潰れ気味になりましたが、コンビナートの明とNSXの暗が引き立つメリハリの効いた画になりました。

 

このようにカメラの設定をいろいろいじることで、ただキレイなだけではない写真を作ることができます。面白いですね!

 

■スケープの神髄はフィルターにあり!

さらにフィルターを使うことで、面白い写真を撮ることができます。

渋谷のスクランブル交差点にNSXを置いてみました。

人々が行き交うシャッタースピードの遅い写真の中にピカピカのクルマが止まっているのは、ちょっと不自然ですね。雑多な渋谷にはなじんでいないように見えます。

そこでフィルター、ダズリングを使ってみます。

どうでしょう?
コントラストが強調され、ブラックが強く浮き上がるフィルターを使うことで写真の雑多さが消え、ただ置いただけのNSXも意味ありげな感じとなりました。

次は秋葉原。シャッター速度を遅くすることで車輪が回り、中央通りを40km/hくらいでクルージングしているような写真になりました。

この写真にフィルター(プリセット名はオパール)を変え、さらに彩度を変更、ノイズを載せることで、妖しげな雰囲気の写真にしあがりました。ロックなMVに出てきそうな画像ですね。

もちろんモノクロ用のフィルターもあります。まずは普通にモノクロ(プリセット名はチタニウム)にしたもの。キレイなグレーの階調が味わえるオシャレな写真ができました。

次にシルエット。キリッと硬質感のある写真が撮れます。ディティールが潰れますが、そのために光線が強調されたカッコイイ写真に仕上がりました。

最後に。クルマだけカラーという不思議な写真ができました。これもCDのジャケット写真のようですね。こういう写真はWRXではなく高級スポーツカーの方が似合いそうです(笑)。

またフィルターは、プリセットだけではなく自分で作ることもできます。

さらに色収差やレンズの歪みを多用することで、まるでオールドレンズで撮ったような味のある写真に仕上げることもできました。

このように、家にいながら世界各地の名所に愛車を置いてユニークな写真を撮ることができます。スケープ、ちょっとナメていました。
レースゲームなのにフォトモードってw、とバカにしたくなる気持ちは分かりますが、一度試してみていただきたい。写真好きなら絶対にハマりますよ!

 

惜しむらくは収録車種があまりにも少ないこと。これはレースモードとも共通する大きな欠点なのですが、
実際に乗っている愛車でスケープフォトが撮れたら楽しいですよね。
でも収録されているのはレーシングカーを中心に「でもお高いのでしょう?」な車種ばかり(一応、ロードスターや86もありますが…)。確かにかっこいいのですが、市販車好きからしたら「そうじゃない」と言いたくなるんですよね。

フォトモードなどを見れば分かるように、クルマは一台一台、細やかなディティールまで作り込んであります。そのため大量の車種を収録(開発)するのは大変なのだろうと思いますが…やっぱり残念ですよね…。

DLCで車種も増えていくようですが、果たしてどこまで増えるのか。(いつ出るか分からない)グランツーリスモ7まで我慢しないといけないのか…。今後に要注目です。

(文/赤蟹)

 


赤蟹

スベスベマンジュウガニ並みに猛毒を吐きまくる赤い蟹の人。「てらどらいぶ」の裏ボス。サイト管理とコーディング、デザインなどを担当。文章を短くできないのが悩み。

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