ウワサのアズールレーン、遊んでみました!

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艦これ提督の間で話題沸騰らしいアズールレーン。私も遊んでみました。

インストールすると初期艦を選べます。「面白い」と聞いただけで、相変わらず前情報もナシに始めたもので、第一印象は「これ艦これ?」でした。

ここまで堂々とキャラクターコンセプトをパクッてくるとは。チラチラ脳裏をよぎる「パクリ」の三文字が気になりますが、とりあえず綾波をチョイスしてゲームスタート。

アズールレーンは艦これと違って、アクションゲーム(シューティングゲーム)です。

プレーヤーは自機(高速艦からなる前衛艦隊)を操り、立ちはだかる敵艦を艦砲と魚雷、航空攻撃などで撃ち倒していきます。ただしプレーヤーができるのは前衛艦隊の操縦と、魚雷発射や艦砲射撃、航空攻撃等の特殊攻撃のみ。通常攻撃は一番近い敵艦に自動で行ってくれます。

自機(自艦隊?)には艦らしさを表現するためか、ゆるやかな慣性がかかります。思い通りに動かすにはコツがいりますね。自機もHP制だし、アクションゲームにしては被弾前提になっているように思いました。
艦にはそれぞれレベルがあるので、シューティングが苦手でもレベルをあげれば任務をクリアできるような仕様なのでしょう。

面白いのは魚雷の扱いです。魚雷は先述の通りプレーヤーのタイミングで発射できるのですが、ホンモノの魚雷同様に3~5Wayの扇状弾道で飛んでいきます。ただし弾速が遅いため撃ちっぱなしだと想定した効果が得られません。
そのためより大きなダメージを与えるには、目標となる敵艦にできる限り接近し全弾命中させるというムーブが必要となってきます。

しかし敵艦に近づくと複数の火点に近くなるため、こちらも大きなリスクを背負います。敵の攻撃をかいくぐるというより、敵が攻撃を終えた直後に接近、魚雷を放って離脱というヒット&ウェイが有効です。

この魚雷を叩き込むアクションが本当に面白い。敵弾をかいくぐり攻撃が止んだ一瞬を狙って接近、魚雷全弾零距離で撃って離脱と、最近の弾幕シューティングにはないプリミティブなシューティングの面白さを味わえます。

もちろん敵艦も魚雷を使ってきますが、こちらも最近のシューティングでも流行っている、あらかじめ弾道が見えるシステムとなっています。敵の魚雷も痛いので、弾道が見えたらただちに回避しなければなりません。状況によっては敵の弾幕に飛び込まないとならない状況も生まれるので、「どうすれば最低限のダメージで済むか」を判断して行動をきめなければならないのです。

うーん、よく出来てる。

国内の商用シューティングは弾幕が人気で、火点から離れた場所で回避しつつダメージを与えるゲームが多く見られます。最近のゲームだとダライアスバーストCSや雷電Ⅴあたりが非弾幕系ゲームですね。どちらも遠距離で弾をよけるより、できるだけ接近して早期に敵(艦)を破壊することが求められるゲームです。
アズールレーンもその文脈上に位置しているゲームだと言えます。
繰り返しになりますが、「敵弾をくぐり抜けて接近、大ダメージの攻撃を与える」というシューティングのプリミティブな面白さが、アズールレーンには込められています。

つまらないわけがありません。

 

しかし、アズールレーンはシューティングゲームではなく、いわゆるアクションRPGです。
そしてソーシャルゲームです。

ビジネスモデル的な話をすれば、長期にわたってユーザーを拘束し、遊ばせ続けなければなりません。

そうなると当然ハイレベル(廃人ともいう)を飽きさせないために高難易度の任務が投入されることになります。

その際、「高いレベルの艦船があればクリアができる」か「高レベル艦を所有しなおかつアクションの腕も問われる」内容になるかのいずれかだと思います。ここ、バランスの取り方が非常に難しくなるのではないでしょうか。

最近私の周囲では艦これのイベントの高難易度化について行けず、心が折れた提督が増えています。
そんな彼らが、多くアズールレーンに流れていっているように見えます。

しかし、アズールレーンは艦これのような思考型でオペレーションが簡単なゲームではありません。
アクションシーンでの挫折は、おそらく艦これ以上の絶望と諦めを生むような気がします。

現在はサービスイン直後で、運営側もきっちりバランスを取っていますが、今後はどうなるのか、要注目ですね。

 

ところでアズールレーンて、中国産のゲームだったのですね(今更か!)。

まったく知らずに遊んでましたが、ステージ1が真珠湾攻撃「阻止」というシナリオだったので、もしかしたらと思って調べてみたら、戦艦少女と同じ開発元のゲームだったと。

なるほど、堂々とパクッているわけです。

そんなわけで、心情的な理由でステージ1のみでゲームをやめてしまいました。

せっかく最初のガチャでSSRのサンディエゴとSRのヴァンパイアが当たったのに^^;

ゲームとしては面白いし、出来ればイデオロギーや史実抜きでゲーム作ってほしかったなぁ。
もっとも、イデオロギーの問題ではなく市場の都合と、太平洋戦争という世界一大きな海洋で行われた一連の戦闘の口火が真珠湾で切られたからという理由だと思うのですが。

それでも、心情的にイヤなものは、イヤですよね。

なんとなく、艦これでがっかりしているアメリカ人の気持ちが分かったような気がします。

それにしても、1943は許せてアズールレーンが許せないのはなぜでしょうね。
1943は「戦艦を出したかった」という気持ちがよく見えるので「反日」とは思わなかったのかな(笑)。

(文/赤蟹)

 


赤蟹

スベスベマンジュウガニ並みに猛毒を吐きまくる赤い蟹の人。「てらどらいぶ」の裏ボス。サイト管理とコーディング、デザインなどを担当。文章を短くできないのが悩み。